ビジョン・ドリブン・チーム プログラム(マネジャー版)
チームの力を引き出し、あらたな課題に立ち向かう組織づくり
チームの全員がビジョンを共有し、全員がリーダーシップを発揮して目標達成を目指すチーム、すなわち“ビジョン・ドリブン・チーム”を築き、チームの力を発揮させる考え方と方法を学びます。
対象者
部課長クラス、将来の幹部候補生、新任のマネジャー
背景
グローバル化が進み、市場は成熟し、事業の進め方や事業そのものが変わってきています。革新的なアイデア、全く新しい着想の提案を創りださねばなりません。さらに、この厳しい競争下、ビジョンと戦略のもと素早く実行し、短期間で成果を挙げることが求められています。そのためには、多角的な問題認識、専門の境界を越えた知見と技術の結集が不可欠であり、事実、多くの組織が部門横断プロジェクト、組織間の業務提携、協力会社とのパートナーシップを築き、必死の努力をしています。
しかし、現場では、立場や利害を越えてチームを統合しきれず、挑戦的な課題を達成する難しさに疲弊している声を多く聞きます。組織としての力を発揮しきれていないのではないでしょうか。
現場の仕事を動かすリーダーシップやチームマネジメントにも、これまでとは異なる考え方、取り組み方が求められています。
ねらい
スタンフォード大学経営大学院のデビッド・ブラッドフォード、バブソン大学のアラン・コーエン両博士によると、組織の戦略遂行を妨げる要因のひとつに、経営課題に対するメンバー(従業員)の責任感の欠如があります。メンバーは、ともすると与えられた役割をこなすことのみに集中してしまい、その結果、組織の相乗効果が生まれるのは困難となります。メンバーが戦略遂行に喜んで力を尽くすには、メンバーに組織とチームのビジョンを描かせることが重要です。また、メンバー同士が影響力を発揮し合うことも欠かせません。 それは、全員がビジョンを共有し、全員がリーダーシップを、発揮するチームづくりです。
プログラムの構成
4ステップの構造
ステップ1 影響力診断、事前課題
ステップ2 ビジョン・ドリブン・チーム研修
ステップ3 個別コーチング、フォローアップ研修
ステップ4 効果測定、提言
主な特色
・鍵となる3つのマインドセットを学びます。
リーダーがすばらしいビジョンを描く → メンバーの心にビジョンを共有する
リーダーがよい決定をくだす → チームが素速く実行に移す
リーダーが影響力を発揮する → 全メンバーの影響力を高める
・ ロールプレイや事例検討、演習など、実践的な方法を用います。
・ワークショップやコーチング、マネジャーに対するコンサルティングを通じて、チームビジョンが組織に浸透し、戦略遂行に対する従業員の前向きな風土が確立するまで支援いたします。
ステップ2 ビジョン・ドリブン・チーム研修日程例
第1日目 |
第2日目 |
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午前 |
オリエンテーション ・研修の目的、目標、進め方
・時代と環境の変化 |
セクション2(つづき) ・演習 扱いにくい部下に影響をおよぼす ・チームによる意思決定
・演習 コミットメントを獲得する |
午後 |
セクション1 ビジョンの共有 ・ケース討議 ・ミッションとビジョン ・演習 チームビジョンを描く
セクション2 双方向のインフルエンス ・ケース討議 ・マインドセット
・影響力で働く原理
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セクション3 チームへのコミットメント ・ケース討議 ・マインドセット
ラップアップ ・リーダーとして個人ビジョンを描く ・行動計画づくり
終了 |
(両日とも、開始9:00, 終了17:30)