エグゼクティブ・コーチングでは、クライエント本人が安心して率直に話せることが不可欠です。
一方で、会社がスポンサーとなる場合には、会社としての目的や期待、進捗の確認も重要です。
I.L.E.Cでは、会社、クライエント本人、コーチの三者で、目的、守秘範囲、報告内容を事前に合意したうえでプログラムを進めます。
コーチングの場で話された具体的な内容は、原則として守秘されます。
クライエント本人が安心して、自分の迷い、不安、課題、考えを率直に扱えることが、成長の前提になるからです。
会社やスポンサーに対して、本人の発言内容や個人的な悩みをそのまま報告することはありません。
会社がスポンサーとなる場合、プログラムの目的に照らして、合意された範囲で進捗を報告します。
報告の対象となるのは、たとえば次のような内容です。
報告は、本人の成長を支援し、会社として後継者育成を進めるためのものです。
評価や査定を目的とするものではありません。
プログラム開始前に、会社、クライエント本人、コーチの三者で、次の点を確認します。
この合意により、会社は安心して後継者育成を任せることができ、クライエント本人も安心してコーチングに取り組むことができます。
I.L.E.Cの報告は、本人の内面を開示するためのものではありません。
後継者候補が、経営者としてどのような課題に向き合い、どのように行動し、どのような成長課題を持っているかを、合意された範囲で整理するものです。
会社にとっては、後継者育成の進捗を確認する機会になります。
本人にとっては、自分の成長と次の課題を確認する機会になります。
会社に報告するのは、本人の内面ではなく、合意されたテーマへの取り組みと成長課題です。
6か月のプログラム終了時には、合意された範囲でレポートを作成します。
内容は、たとえば次のようなものです。
このレポートは、後継者候補の評価資料ではなく、今後の成長と役割移行を支援するための資料です。